場面緘黙

 放課後カルテの第8話「おはようも、ありがとうも、心の中で言ってる。」を視聴した。場面緘黙症の女の子が登場するエピソードだ。家庭内では問題なく話せるにも関わらず、学校では話すことができない女の子の様子が描かれた。母親は自身の養育態度に問題があったのではないかと思い悩むのだが、学校医である牧野は彼女は人よりも不安が強いのであって親の養育態度に問題があるわけではないと語る。物語は彼女と牧野を中心に、両親や教員、クラスメイトたちを巻き込みながら展開していく。その行く末は本編で見てほしい。

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 場面緘黙とは"他の状況で話しているにもかかわらず、特定の社会的状況において、話すことが一貫してできない"状態である(*1)。私の記憶が正しければ、精神保健福祉士養成課程の教科書に記載されていたがボリュームはなく、このような疾患がありますと言及する程度だったように思う。メンタルヘルスの専門家になろうとする者が学ぶ教科書でその程度なのだから、世間一般の認知度はまだまだ高くないという印象を持っている。見た目では分からないために周囲の誤解を招きやすいし、その認知度から気付く/気付かれることも遅れる。きっと適切な治療を受けられるずに今も苦しんでいる人は少なくないのだろう。早期発見・早期介入のためにも放課後カルテで場面緘黙症が取り上げられた意義は大きいように思う。

【引用・参考】*1 日本場面緘黙研究会(場面緘黙症とは | 日本場面緘黙研究会

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