20250320

引っ越しは終わったが、無事では済まなかった。
初日の深夜に39.3℃の高熱を記録し、段ボールに囲まれた部屋で眠れない夜を過ごした。翌朝に命からがら発熱外来を開設しているクリニックを訪れ、検査をしてもらったのだが、COVID19・インフルエンザともに陰性だった。「腹痛と下痢の症状があるみたいなので、食あたりの可能性もあります。念のため抗生剤を出しておきますね」と医師は静かに告げた。
その日の夜は40.2℃を記録。記憶の限りではこんな高熱は出したことがない。ボジョレーヌーボーであれば「ここ10年で最高」と言われていただろう。意識が遠くなっていくような感覚になって、このまま瞼を閉じれば死後の世界に旅立ってしまうんじゃないか?と思えたほど、連夜の高熱によって私は体力を奪われていた。
病み上がりの出勤では、同僚から「目の下にクマができている。アニメで見るようなクマ」「顔が真っ白」などと評された。鏡を見てみると、なるほど確かに立派なクマができている。顔色に関しては自分では良く分からなかったものの、普段から私の顔を見ている同僚が言うのなら、きっと真っ白で生気の感じられない顔をしていたのだろう。今日が春分の日で助かった。仕事はなく、家でゆっくり過ごすことができる。