2025/04/25_ネモフィラ畑からごきげんよう

季節がひとつ飛んで夏になった。「夏が始まった合図がした」と歌うのはミセスであるが、このフレーズを口ずさみたくなるほどこの数日は暑かった。職場の窓から差し込む日差しはすっかり夏のものになっている。
転居して1ヶ月半。行き先の異なる人がいっせいに改札から飛び出す通勤ラッシュは、混沌としていて、息が詰まる。まるで戦場だ。いや、地獄ともいえる。今までは職場まであまり距離のないところに住んでいたものだから、ラッシュ耐性のない私には堪える。
悪いことばかりでもない。先日訪れたネモフィラ畑は、通勤ラッシュとは対照的に天国だった。死後の世界がここなら生きてみる価値はありそうだ。